2025年、TikTokでZ世代を中心に爆発的な話題を呼んでいる「もんた界隈」。
その発端となった元ネタ動画や使用音源「不可思議のカルテ」、特徴的な撮影スタイルや表情のコツに注目が集まっています。
この記事では、「もんた界隈とは何か?」から始まり、元ネタ、音源、撮り方、さらには「今日好き」で注目された“もんた”さんの影響力まで、詳しく解説します。
- もんた界隈の元ネタと拡散の経緯
- 使用されている音源「不可思議のカルテ」の背景
- “もんたっぽさ”を再現する撮影テクニック
もんた界隈の元ネタはTikTokの足乗せ動画!
@7montar このあとここでご飯食べました#07 #fyp #fypシ #tokyo #japan #ootd #17 ♬ 不可思議のカルテ – やまだ
「もんた界隈って何が始まりなの?」と気になる方も多いと思います。
実はこの界隈の始まりは、とあるTikTok動画がきっかけでした。
その動画には、教室の机に足を乗せ、片手にスマホ、無表情のまま自撮りをするという、なんとも独特な雰囲気があったんです。
発端は2025年2月のもんたさんの投稿
この「もんた界隈」の火付け役となったのが、TikTokクリエイターのもんたさん(@7montar)。
彼が2025年2月19日に投稿した動画が、すべての始まりでした。
投稿当初はそこまで注目されていなかったのですが、のちにABEMAの人気番組『今日、好きになりました。ハロン編』に出演したことで、一気に話題が爆発しました。
その結果、この動画はなんと再生回数670万超・いいね43万以上の大ヒットに!
- 投稿者:もんた(@7montar)
- 投稿日:2025年2月19日
- 再生数:670万回以上
- いいね数:43万以上
- バズった理由:番組出演+共感される「エモい」雰囲気
教室・制服・足乗せの構図が話題に
動画の最大の特徴は、制服姿で教室の机に足を乗せるという構図。
これに「不可思議のカルテ」というBGMが組み合わさることで、なんとも言えないエモーショナルな空気が漂っていたんです。
視線はカメラのやや下、表情は無表情か少し気だるげ。そんな「演じすぎない自然体」がZ世代の心を掴みました。
この動画が話題になった理由は、以下の要素が絶妙に噛み合ったからです:
要素 | 内容 |
映像の雰囲気 | 青春の1ページを切り取ったような構図 |
音楽の力 | 不可思議のカルテが持つ切なさと幻想感 |
タイミング | 『今日好き。』出演との相乗効果 |
真似しやすさ | 構図・演出がシンプルで再現しやすい |
特に「学校」という日常的な場所を舞台にしながらも、圧倒的に“非日常”な世界観を作ってしまう点が、もんた界隈の魅力なんだと私は思います。
こうして生まれた「もんた界隈」は、Z世代の心に火をつけ、今も多くのユーザーに模倣され続けているんですね。
もんた界隈の音源は「不可思議のカルテ」!
もんた界隈の動画を見た人がまず気になるのが、「この音楽、なに?」という疑問だと思います。
独特なリズムとどこか切なげな雰囲気が、動画のエモさを倍増させているんですよね。
その正体は、アニメファンにはおなじみの曲「不可思議のカルテ」なんです。
アニメ『青春ブタ野郎』のEDとして人気
不可思議のカルテは、2018年放送のアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のエンディングテーマとして使用された楽曲です。
この作品自体が、思春期特有の感情や孤独を繊細に描いた青春群像劇で、Z世代の共感を呼びました。
そして、このED曲「不可思議のカルテ」も、アニメの世界観にぴったり寄り添う、ジャズ×ピアノの美しい旋律で高い評価を受けています。
- 曲名:不可思議のカルテ
- 初出:アニメ『青春ブタ野郎〜』EDテーマ
- 作詞・作曲:不明(アニメオリジナル曲として制作)
- 雰囲気:切なさ・幻想感・静けさを感じさせる旋律
まさにこの楽曲の持つ“静かに心を揺さぶる感じ”が、もんた界隈の世界観と相性バツグンなんです。
「足を机に乗せる」「無表情で見つめる」「ゆっくり横に動くカメラ」──それぞれの演出が、このBGMによって物語性を帯びるわけです。
やまだ(y_md4)カバーが界隈の定番BGMに
@y_md4 #不可思議のカルテ #青ブタ #cover #fyp ♬ 不可思議のカルテ – やまだ
ちなみに、もんたさんがTikTokで使用しているのは、この「不可思議のカルテ」の“カバー音源”。
そのカバーを歌っているのが、TikTokやYouTubeなどで活動しているシンガー・やまだ(@y_md4)さんなんです。
彼の歌声は、原曲の儚さを残しつつも、どこか現代的でストリート感のある響き。
この絶妙なバランスが、多くのユーザーにハマり、界隈のBGMとして定番化していきました。
カバーアーティスト | やまだ(@y_md4) |
カバーの特徴 | 少しラフで、感情の“揺らぎ”を感じさせる歌い方 |
使用場面 | TikTokの「もんた界隈」動画のBGMとして広く使用 |
やまださんのカバーはTikTok上で静かにバズり、今では“もんた界隈といえばこの声”というくらい、ユーザーにとってもおなじみの存在になっています。
音楽の力って、本当にすごいですね。
もんた界隈の撮り方のポイントと構図テク
@yuusu521 もんた界隈撮影の裏側です🤣@MONTA #もんた #今日好き #今日好きになりました #もんた界隈 ♬ オリジナル楽曲 – 😅😅
「もんた界隈、見てるだけじゃなくて自分でもやってみたい!」と思った人、多いんじゃないでしょうか。
でも、あの“なんとも言えないエモさ”って、どうやったら出せるの?
安心してください。実は、ちょっとした構図と演出のコツを押さえれば、誰でも「それっぽい」動画が撮れちゃいます。
スマホは斜め下から構え、足は机へ
まず最も重要なのは、「撮影の構図」です。
ここを押さえるだけで、雰囲気がガラッと変わるので、ぜひ意識してみてください。
- スマホの位置:顔の斜め下からあおるように構える
- 足の置き方:机にドンと片足か両足を乗せると一気に“もんた感”UP!
- 距離感:アップめにして、背景を“教室っぽく”見せると効果的
このアングルだと、自然に「目線誘導」が生まれて、見る人の視線を顔や足に集められるんですよね。
さらに、足を机に乗せることで、ちょっとした“反抗的な雰囲気”や“青春の自由さ”が演出できます。
無表情・手ブレ・光の加減が“エモさ”の鍵
構図だけじゃなくて、演出面も大事なポイント。
特に「表情・手ブレ・光」の3つが、エモさを決めるカギなんです。
表情 | 基本は無表情 or 気だるそうな視線が王道 |
手ブレ | あえて少しだけブレさせると、リアル感がUP |
光の加減 | 自然光や夕方の逆光が最も映えます |
作り込みすぎた表情や完璧なカメラワークじゃなくて、ちょっと抜け感のある“素の雰囲気”こそが、もんた界隈の魅力。
だからこそ、撮影のときは「うまく撮ろう」じゃなくて、「なんとなくそれっぽく撮ってみる」くらいの感覚で挑むと、逆にハマりやすいんです。
さらにBGMに「不可思議のカルテ」を合わせると、完成度は一気に上がります。
あなたの放課後の一瞬も、“界隈感”たっぷりに残せるかもしれません。
もんた界隈とは?Z世代に刺さる“エモい世界観”
@aoharu_school_ 窓際の席勝ち取った!🇯🇵 #もんた界隈 @🌸桜🌸 @おさき🤷♀️ @あみか🦄✨@フォーエイト @中島 結音(ゆのん) @ウンパルンパ @伊吹とよへ ♬ 不可思議のカルテ – やまだ
「そもそも“もんた界隈”って何なの?」と思っている方も多いと思います。
TikTokでよく見る“足を机に乗せた無表情の動画”たち、そのジャンルをひとことで表す言葉がこの「もんた界隈」です。
一見なんでもない動画に見えるのに、なぜか引き込まれる…。その理由は、Z世代の感性に深く刺さる“世界観”にありました。
「青春+孤独+無表情」が共感を呼ぶ
もんた界隈の魅力って、派手さじゃないんですよね。
それよりも、「なんか分かる」「こういう瞬間あるよね」っていう、共感の空気感が漂っていることが、心を掴んで離さない理由だと思います。
代表的な構成をざっくりまとめると、こんな感じです:
- 背景:放課後の教室や日常の空間
- 表情:無表情、またはどこか気だるげ
- 動き:ほとんど動かない or ゆっくりしたカメラワーク
- 雰囲気:淡くて切ない、でもどこか温かい
- BGM:不可思議のカルテのような静かで感情的な音
これらが合わさることで、“青春の一瞬”を切り取ったような映像になるんです。
「誰にも気づかれない、でも心に残る放課後」みたいな、ちょっとした孤独感や儚さを演出できるのが、まさに“もんた界隈らしさ”なのかもしれません。
ミームとしての広がりと呼び名の由来
じゃあ「もんた界隈」っていう名前はどうやって生まれたの?というと…
これはTikTokアカウント「@7montar」こと“もんたさん”が投稿した、例の足乗せ動画から派生したミーム(ネット文化)なんです。
つまり「もんた界隈」とは、もんたさんが作った映像の“空気感”を真似したり、自分なりに表現する人たちのこと。
初めて見た人は「ジャンル?ファンダム?ファッション系?」と戸惑うかもしれませんが、“もんたっぽい動画の集合体”、それがまさにこの「界隈」なんです。
発祥 | もんたさん(@7montar)のTikTok動画 |
由来 | 「もんた」+「界隈(あるスタイルを好む人々の集まり)」 |
拡がり方 | SNSでの真似・引用・アレンジによる波及 |
今では芸能人やインフルエンサーまでもが「#もんた界隈」動画を投稿するなど、ひとつのカルチャーとして定着しつつあります。
でもその根っこには、決して目立とうとしない「静かな共感」がある…だからこそ、Z世代の心を掴み続けているんでしょうね。
もんたは今日好き出演で知名度爆発!
「今日好き」ハロン編#1
— 白鵬|ミンギュ🛋️ (@Fg42893Bi) July 4, 2025
もんたが来てほしかったひなちゃんに会えたシーンアツかった
おひなさまの好きなタイプは王子様☝🏻💖にカウンターくらってるもんた何度みても良すぎる!
きもちをしっかり声に乗せてコミュニケーション取れるもんひな本当に好感度高い pic.twitter.com/FI4pIb9tG1
もんた界隈がここまで一気にバズった大きな理由のひとつが、もんたさん本人のメディア出演でした。
実はもんたさん、ABEMAの大人気恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』の2025年ハロン編に出演しているんです。
番組内でのキャラクター性や、過去のTikTok動画の再発見が重なったことで、まさに知名度が一気に全国区へと広がったんですよ。
『今日、好きになりました。ハロン編』出演が話題に
『今日好き』シリーズは、全国の高校生たちが旅先で恋愛を繰り広げる、Z世代から圧倒的な支持を受けている番組。
2025年に放送された「ハロン編」では、もんたさんがメインキャストのひとりとして参加。
制服姿のビジュアルや独特な雰囲気、ちょっとミステリアスな立ち居振る舞いが注目され、「あのTikTokの人だ!」とすぐに話題になりました。
- 番組名:今日、好きになりました。ハロン編
- 配信媒体:ABEMA(2025年6月放送)
- もんたの役割:新メンバーとして登場。番組内での言動も話題に。
特に注目されたのが、もんたさんが発したセリフ「エッフェル塔はパリだよ」。
その天然っぽさとキャラのギャップが、SNSで瞬く間にミーム化され、番組外でも話題を集めました。
再生数6000万超!動画が再注目された背景
『今日好き』出演が注目されたことで、それまであまり知られていなかったもんたさんの過去TikTok動画が“再発見”され始めたんです。
特に2025年2月に投稿された、あの足乗せ自撮り動画が、まるで掘り出し物のように再評価されました。
結果、動画の再生数は6000万回超という驚異的な数字にまで成長!
初回投稿日 | 2025年2月19日 |
バズったタイミング | 『今日好き』出演(2025年6月)以降 |
再生回数 | 6000万回以上(2025年7月現在) |
いいね数 | 43万以上 |
この流れから分かるのは、「テレビ出演 → SNSでの拡散 → 元ネタが掘り起こされる」という、現代的なバズの典型パターンがしっかりと機能していたということです。
そしてそこに、もんたさんのキャラ性と動画の独特な“間”が加わって、ただの話題にとどまらず、カルチャーとして定着していったのだと感じます。
もんた界隈まとめ:元ネタ・音源・撮り方をマスターしよう
ここまで読んでみて、「なるほど、もんた界隈ってそういうことだったのか!」と感じた方も多いのではないでしょうか。
一見するとただの“足を机に乗せた動画”ですが、その中には青春の余白や、静かな感情が詰め込まれているんです。
そして何より嬉しいのは、この世界観が誰でも気軽に再現できるというところにあります。
界隈の魅力は“手軽に再現できる青春の1ページ”
もんた界隈の最大の魅力は、「映像の完成度」ではなく「空気感の再現」に重きがあること。
つまり、プロの機材や演出なんていらないんです。
必要なのは、ほんの少しの工夫と、自分なりの“エモい瞬間”を大切にする気持ちだけ。
- 撮影場所は教室や自室の机でOK
- スマホは斜め下から構えるだけで“界隈感”アップ
- BGMは不可思議のカルテ(やまださんのカバー)を使うと完璧
- 表情は作り込まず、自然体のままで
このように、特別なスキルや予算がなくても、誰でも「もんた界隈の住人」になれるんです。
それが、Z世代の中でここまで広く愛されている理由でもあるんでしょうね。
あなたも今日から「もんた界隈」の一員に
いまTikTokを開けば、たくさんの「もんた界隈」動画が流れてきます。
でも、そのどれもが同じようでいて、その人の“今”を切り取ったオリジナルなんです。
だからこそ、あなたにもできるし、あなたにしか撮れない「もんた界隈」があるはずです。
ほんの数秒でもいい。今日の帰り道や放課後、部屋でふとスマホを手にしたとき。
机に足を乗せて、無表情でカメラを見つめてみてください。
そこに、「なんか分かる」って共感してくれる誰かがいる。
それが、もんた界隈なんだと思います。
- もんた界隈の元ネタはTikTokの足乗せ動画
- 使用音源はアニメED曲「不可思議のカルテ」のカバー
- スマホを斜め下から構え、無表情で撮影するのがコツ
- 番組『今日、好きになりました。ハロン編』出演で拡散
- 誰でも手軽に“エモさ”を再現できるのが人気の理由