最近、SNSや若い世代の間で「まずはありがとう」というフレーズが大流行しています。
「あ、これ聞いたことある!」って思う人も多いはず。
この言葉、一見シンプルだけど、実は相手の気持ちを尊重しながらも、やんわりと断るのにピッタリなフレーズなんです。だからこそ、SNSでもどんどんネタとして広まりました。
この記事では、「まずはありがとう」の意味や元ネタ、よく使われるパターン、そしてなぜここまで流行ったのかをわかりやすく解説していきます!
- 「まずはありがとう」の意味と使われるシーン
- 恋愛リアリティ番組『今日好き』が与えた影響
- ネタの元祖は『レインボー』や『あいのり』?
- 「まずはありがとう」構文の流れとSNSでの広がり
「まずはありがとう」とは?意味を解説
最近、SNSでよく見かける「まずはありがとう」というフレーズ。
特に、恋愛リアリティショーやお笑いのネタで使われることが多く、若い世代の間で話題になっています。
でも、いったいどんな意味があるのでしょうか?
簡単に言うと、「まずはありがとう」は相手の気持ちを受け止めつつ、その後に本題を伝えるときに使うフレーズです。
「まずはありがとう」はどんなときに使われる?
このフレーズは、以下のような場面でよく使われています。
- 告白をされたとき(特に断る場合)
- 謝罪を受けたとき(受け入れるかどうかは別として)
- プレゼントや好意を受けたとき(でも気持ちは返せないとき)
どの場面でも共通するのは、まず相手の行動に感謝の気持ちを伝え、その後に自分の気持ちを伝えるという点です。
告白シーンでの定番フレーズに
「まずはありがとう」は、恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』の告白シーンで特によく使われています。
実際に番組内では、告白を断る際に以下のようなやり取りが行われることが多いです。
告白する人 | 「ずっと好きでした!付き合ってください!」 |
告白される人 | 「まずは告白してくれてありがとう。でも、ごめんね…」 |
このやり取りが視聴者に「振られるときの定番の流れ」として印象づけられ、ネタとして広がったのです。
実際にSNSでは、「『まずはありがとう』って言われたら、もう結果がわかる…」といった投稿も多く見られます。
「まずはありがとう」の元ネタは?
「まずはありがとう」というフレーズは、いくつかの要因が重なって流行しました。
特に、恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』や、お笑いコンビ・レインボーのコントが影響を与えたと言われています。
また、TikTokなどのSNSでネタとして拡散されたことも、流行の大きな要因になっています。
『今日、好きになりました。』での使用
『今日好き』の愛称で親しまれる恋愛リアリティ番組では、告白シーンが番組のクライマックスとして注目されます。
その中で、告白を断る際に「まずは告白してくれてありがとう。でも、ごめんね…」という流れがよく見られます。
- 相手の気持ちを受け止めつつ、やんわりと断る定番フレーズとして使われる
- 視聴者が「これはフラれる流れだ」と気づき、ネタ化
- SNSで「今日好き構文」として広まり、多くの人がマネし始める
このように、番組内での使用が「告白を断るときの決まり文句」として広まり、ネットミーム化していきました。
TikTokやSNSでの拡散
『今日好き』が元になり、TikTokでは「まずはありがとう」を使った動画が大量に投稿されるようになりました。
特に、以下のようなネタ動画が流行しました。
- 「告白される→『まずはありがとう』→即振る」動画
- 「友達にお願いされる→『まずはありがとう』→でも断る」ネタ
- 「上司からの依頼→『まずはありがとう』→結局断る」パターン
こうしたSNSでの拡散により、「まずはありがとう」は断るときの鉄板フレーズとして完全に定着しました。
実はお笑いコンビ・レインボーのコントが元ネタ?
『今日、好きになりました。』の告白シーンで使われたことで注目を集めましたが、実はこのフレーズはそれ以前から存在していました。
お笑いコンビ・レインボーが2018年に披露した「あいのり風」コントでは、すでに「まずはありがとう。でも、ごめんね…」という流れが使われていました。
このように、「まずはありがとう」は元々レインボーのコントなどで使われていたフレーズでしたが、『今日好き』の告白シーンでも頻繁に登場するようになり、「この流れ、見たことある!」と話題に。さらに、TikTokやX(旧Twitter)でネタとして広がり、多くの人が真似するようになりました。
「まずはありがとう」構文とは?
「まずはありがとう」構文とは、相手の気持ちに感謝を示した後に、本題(特に断る内容)を伝えるフレーズの流れを指します。
この言い回しは、恋愛リアリティ番組やお笑いのネタで使われたことで注目を集め、TikTokなどのSNSでも大流行しました。
特に「まずはありがとう、でもごめんね」という流れが定番となり、多くのシチュエーションで応用されるようになっています。
「まずはありがとう、でもごめんね」の流れ
この構文の基本的な流れは以下の通りです。
- 「まずはありがとう」で感謝を伝える
- 「でも…」でやんわりと切り出す
- 「ごめんね」で断る
この流れを具体的なシチュエーションで見ると、以下のようになります。
シチュエーション | セリフ例 |
---|---|
告白を断る | 「まずは告白してくれてありがとう。でも、ごめんね…」 |
頼まれごとを断る | 「まずは声をかけてくれてありがとう。でも、今回は難しそう…ごめんね。」 |
謝罪を受け入れない | 「まずは謝ってくれてありがとう。でも、正直まだ気持ちの整理がつかない…」 |
このように、「まずはありがとう」を前置きにすることで、直接的な拒否を和らげる効果があるのです。
柔らかく断るためのフレーズとして定着
「まずはありがとう」構文が広まった背景には、相手を傷つけにくい表現としての特性があります。
例えば、以下のようなシチュエーションで使われることが多くなりました。
- 告白をやんわり断る
- 仕事や依頼を断るとき
- 友人のお願いごとを断るとき
特に恋愛シーンでは、いきなり「ごめんね」と言うよりも、「まずはありがとう」とワンクッション置くことで、相手の気持ちを尊重しているように感じさせることができます。
そのため、現在では「まずはありがとう」が柔らかく断るための便利なフレーズとして、広く使われるようになりました。
「今日好き」の告白シーンでの「まずはありがとう」
ABEMAの人気恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』(通称「今日好き」)では、告白シーンが番組の大きな見どころです。
その中で、「まずはありがとう」というフレーズが告白を断る際の定番の前置きとして頻繁に使われるようになりました。
このフレーズが広く知られるようになったことで、視聴者の間では「これが出たら振られるサイン」としてネタ化され、SNSで拡散されるようになりました。
実際に使われた場面
『今日好き』では、多くのシーズンで告白シーンが注目されます。
その中でも、告白を断るときに「まずはありがとう」がよく使われてきました。
- 「○○くん、告白してくれてありがとう。」と感謝を伝える
- 「でも、ごめんね…」と続けて断る
- 相手は残念そうな表情を見せる
特に話題になったのが、中島ゆのんさんの告白シーンです。
彼女が「まずはありがとう。でも…」と切り出し、告白を断る場面が印象的だったため、視聴者の間で「まずはありがとう=振られる確定」と認識されるようになりました。
なぜ視聴者の間で話題になったのか?
「まずはありがとう」というフレーズが視聴者の間で話題になった理由には、いくつかの要因があります。
理由 | 詳細 |
---|---|
何度も繰り返される定番フレーズ | 告白を断るときに必ずと言っていいほど使われるため、視聴者が覚えてしまう。 |
「振られる流れ」が予測できる | 「まずはありがとう」が出た瞬間に「振られるな…」と視聴者が察してしまう。 |
SNSでの拡散 | 「今日好き構文」としてTikTokやX(旧Twitter)でネタ化され、流行した。 |
このように、『今日好き』の影響で「まずはありがとう」というフレーズは告白を断るときの決まり文句として広まり、ネタとしても定着しました。
まとめ:「まずはありがとう」が流行した理由
「まずはありがとう」は、恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』やがきっかけで話題になり、SNSで広まったフレーズです。
特に告白を断るときの決まり文句として使われ、「これが出たら振られる」と視聴者の間でネタ化されました。
さらに、TikTokやX(旧Twitter)で「今日好き構文」として拡散され、告白だけでなく、依頼を断るシチュエーションなどにも応用されるようになりました。
今では、「まずはありがとう、でもごめんね」という流れが柔らかく断る定番フレーズとして、多くの人に使われています。
- 「まずはありがとう」は告白などを柔らかく断るための定番フレーズ
- 意味は感謝を示しつつ相手を傷つけずに断る表現
- 元ネタは『今日、好きになりました。』
- 『今日好き』の告白シーンで「まずはありがとう、でもごめんね」の流れが頻繁に使われる
- 中島ゆのんの告白シーンから話題に火がついた可能性あり
- 『今日好き』以前にもお笑いコンビ・レインボーが「あいのり」風コントで使っていた
- TikTokで多数のネタ動画が投稿され若者の間で定着した