最近SNSを中心に話題となっている「ジブリ風AI画像」。自分の写真をアップロードするだけで、まるでスタジオジブリ作品のようなイラストに変換してくれるAIツールが続々登場しています。
中でも、OpenAIのChatGPT(GPT-4o)や無料で使えるアプリを使った「ジブリフィケーション」が注目されています。しかし、「どうやって作るの?」「無料でもできるの?」「アプリはあるの?」という疑問を持っている方も多いはず。
そこで今回は、「ジブリ風 ai やり方」や「ジブリ風 ai 無料」「ジブリ風 chatgpt」のようなキーワードで検索している方に向けて、今すぐ試せるやり方やおすすめのアプリをまとめてご紹介します。
- ジブリ風AI画像を作る具体的な方法と無料アプリの使い方
- ChatGPTでジブリ風画像を生成する手順とプロンプトのコツ
- 著作権やキャラクター使用に関する注意点と文化庁の見解
ジブリ風AI画像の作り方!一番簡単な方法はこれ!
韓国で今はやりのこれ。思い出の写真をジブリ風にして遊んでるだけなのに、娘の成長に涙腺ゆるゆる🥲💭 pic.twitter.com/Vz8qSUH2cv
— doona 日韓夫婦 (@doo_na94) March 30, 2025
最近SNSでよく見かける「ジブリ風にしてみた!」の投稿、見ていてワクワクしますよね。
あの柔らかいタッチと幻想的な世界観、自分の写真がそんなアートになったら…と憧れてしまう気持ち、すごくわかります。
でも実は、難しいスキルや高価なソフトがなくても、ChatGPTの画像生成機能を使えば簡単にジブリ風画像が作れちゃうんです。
今回は誰でもすぐにできる一番簡単な方法を、分かりやすくステップ形式で紹介します!
ChatGPT-4oを使ってジブリ風画像を生成する方法
まずはChatGPTの新機能「Create Image」を使う方法から!驚くほどカンタンです。
- ステップ1: ChatGPT(https://chat.openai.com)にアクセスしてログイン
- ステップ2: チャット画面で「+」を押して、ジブリ風に変換したい写真をアップロード
- ステップ3: 「ジブリ風にしてください」と入力して送信
- ステップ4: 数十秒待つと、自分の写真がジブリ風の世界に変身!
たったこれだけで、まるで宮崎駿作品の1シーンに入り込んだような画像が生成されるんです。
実際に画像からジブリ風イラストを生成した例がこちらです。
まずは元となるオリジナルの画像。

この画像をChatGPTでジブリ風イラストにしたのがこちら↓

全体的に「懐かしさ」と「温かさ」があって、まさに“ジブリらしさ”が詰まってる感じですね!
ちなみに、アップロードする写真はなるべく明るく、顔がはっきり写っているものがおすすめ。
雰囲気も仕上がりも、格段に良くなりますよ。
無料ユーザーでも可能?ChatGPTでの制限とコツ
「え、有料じゃないと無理でしょ?」そう思った方、ご安心ください。
実は、2025年3月末から無料プランのユーザーでも1日3枚まで画像生成が可能になりました!
ただし、ちょっとだけコツがあります。
- 画像をアップロードする前に、ChatGPTのモデルが「GPT-4o」になっているかチェック
- プロンプト(指示文)には「ジブリ風にして」「温かい光で描いて」など、少し情景を加えるとより理想に近づきます
プラン | 画像生成の可否 | 上限 |
無料プラン | 〇(GPT-4oが選択されている場合) | 1日3枚まで |
Plusプラン(月額20ドル) | 〇 | 無制限 |
もし「今日中にたくさん作りたい!」という場合は、有料プランを検討するのもアリかもしれません。
でもまずは無料で試してみて、その楽しさを実感してみてください!
私も初めて使ったとき、自分の顔がふわっとした絵本の世界に溶け込んでるのを見て、正直感動してしまいました。
その感動、ぜひあなたにも体験してほしいです。
ジブリ風画像が作れる無料アプリまとめ
左・AIEASEのジブリ風
— 颯爽と歩くペンギン (@HAyako250TR) April 4, 2025
右・chat GPTのジブリ風
元写真は同じ pic.twitter.com/ShU6myAJQJ
「ChatGPTはちょっと難しそう…」「もっと手軽にジブリ風にしたい!」という方に向けて、スマホやPCで気軽に使える無料のジブリ風AIアプリをご紹介します!
実際に使ってみた中で、操作が簡単で仕上がりも可愛いと感じた3つをピックアップしました。
どれも基本無料で始められるので、まずは気軽に試してみてください。
AI Ease:無料で使えるジブリ風フィルター
最もおすすめなのが、この「AI Ease」!
専用の「ジブリ風テンプレート」があるので、難しい設定なしで、数クリックで美しいジブリタッチの画像が完成します。
- 写真をアップロードして、ジブリスタイルを選ぶだけ
- 無料で3枚まで生成可能(登録不要)
- 生成速度が早く、初心者でもすぐ使える
操作も直感的で、「イラスト風」「水彩風」「アニメ風」など細かくスタイルを変えることもできます。
とにかく手軽に試したい方にはイチオシです!
Fotor:画像編集ツールで簡単ジブリ加工
Fotorは、オンラインで写真編集ができる人気ツール。
その中にある「AIエフェクト」という機能を使えば、まるでジブリ映画のワンシーンのような加工ができます。
- AIエフェクトから「カートゥーン」や「アニメ風」を選択
- 加工後、色調や明るさを微調整すれば、よりジブリらしく!
- 一部フィルターは有料プラン限定なので注意
ブラウザ上で完結するので、アプリを入れたくない人にも便利です。
ただし、ジブリに特化したテンプレートがないので、雰囲気にこだわるなら微調整がカギです。
ToonMe:スマホでジブリ風画像を作るならこれ
スマホでサクッとジブリ風にしたいなら、ToonMeが便利!
AIが顔写真を読み込んで、自動でアニメ風イラストに変換してくれます。
- iOS/Android両対応、アプリストアからインストール可能
- 複数のスタイルが選べて、ジブリ風っぽい柔らかな絵柄も人気
- 無料でも十分楽しめるが、一部スタイルは有料
顔だけでなく、全身やペットもジブリ風にできるので、家族写真を加工して遊ぶのにも最適!
ただし、1枚ずつしか作れない無料プランなので、気に入ったら有料プランも検討してみてください。
どれも魅力的なツールですが、まずはAI Easeから使ってみると失敗が少なくておすすめですよ!
ジブリ風AIの活用例とSNSでの盛り上がり
ChatGPTのジブリ風加工の第2弾‼️60年前の儂とおババ。いややっぱりすごすぎるやろ😱。
— 音無惣一郎 (@soichiro_tama) April 5, 2025
こんなことできちまっていいのか❓どうなってんだ❓#GhibliAI #Ghiblistyle pic.twitter.com/siDEMszxTe
ジブリ風AI画像が作れるようになってからというもの、SNSはまさに“ジブリ祭り”状態です。
特に話題になっているのが「#GhibliAI」というハッシュタグ。世界中のユーザーがそれぞれの“ジブリワールド”を投稿していて、見ているだけで心がふわっと温かくなるんです。
ここでは、実際にバズった投稿や、ChatGPTを使って生成された画像へのリアクションをご紹介します。
#GhibliAIで話題沸騰!海外ユーザーの作例も
More Studio Ghibli Inspired Manchester United Art! #mufc #studioghibli #ghibli #ghibliai pic.twitter.com/3FXCTT0BPR
— GoodVibesJohn (@GoodVibesJohn) March 27, 2025
ジブリ風AI画像の大流行を象徴するのが、X(旧Twitter)で急増中のハッシュタグ「#GhibliAI」。
このタグで検索すると、驚くほど多くの投稿が表示されます。
中でも注目を集めたのが、スタートアップ創業者のGrant Slattonさんの投稿です。
思い出のツーショットをジブリ風に加工して、奥様にプレゼント。あまりの完成度の高さに、見る人みんなが「映画のワンシーンみたい」と感動!
この投稿がバズったことで、「自分も作ってみたい!」という声が一気に広がりました。
海外でも同様の流れが起きていて、フランス、韓国、ブラジルなど、さまざまな国のファンが自作のジブリ風画像を投稿しています。
ジブリが持つ世界的な魅力の再発見にもつながっていますね。
ChatGPTの生成画像に感動の声多数
ChatGPT-4oの画像生成機能で作られたジブリ風画像には、想像以上の反響が集まっています。
「これがAIで作ったの!?」「家族アルバム全部ジブリ化したくなった」など、感動や驚きの声が次々と投稿されています。
- 「祖父の昔の白黒写真をジブリ風にしたら涙が出た」
- 「亡くなった家族と一緒に旅しているみたいで嬉しい」
- 「自分がジブリキャラになるって、こんなに嬉しいんだね」
実際に使ってみたユーザーたちが、ただのツールを超えて、“感情”に訴える体験を語っているのが印象的です。
私自身も試してみましたが、幼いころの家族写真が柔らかい色彩とタッチで蘇った瞬間、胸がじんわりと温かくなりました。
AIの力ってすごいな、と感じると同時に、自分の思い出が「アート」になる不思議な体験に感動したんです。
今後もこういった使い方はもっと広がっていくと思いますし、結婚式のムービーや、アルバム作成などにも使われていくのではないでしょうか。
まさに、ジブリ風AIは新しい“思い出の残し方”を提示していると言えるかもしれません。
ChatGPTでジブリ風画像ができない?原因と対策
「ChatGPTでジブリ風画像が作れるって聞いたのに…なぜかできない!」
そんな声を最近よく耳にします。
でもご安心ください。多くの場合、ちょっとした設定ミスやプロンプトの工夫不足が原因です。
ここでは、「ジブリ風にできない理由」を2つの視点からチェックし、すぐに解決できる対処法をご紹介します。
モデルがGPT-4oでない?確認方法をチェック
ジブリ風画像が作れない一番の理由は、モデルがGPT-4oになっていないことです。
現在、画像生成ができるのは「GPT-4o(フォーオー)」のみ。
まずは以下の手順で、モデルを確認してみましょう。
- ChatGPTの画面左上にある「GPT-4」か「GPT-4o」の表記をチェック
- GPT-3.5になっている場合は画像生成はできません
- GPT-4oを選択するには、右上のモデル選択ボタンをクリックして「GPT-4o(画像対応)」を選ぶ
もしGPT-4oが表示されていない場合は、アカウントが古い・更新が遅れている・対応ブラウザでないなどの理由も考えられます。
その場合は一度ログアウトして再ログイン、もしくは別ブラウザやデバイスからアクセスしてみるのもおすすめです。
プロンプトの工夫で仕上がりが劇的に変わる
もうひとつ、ジブリ風にならない原因として多いのが、プロンプトがざっくりしすぎているという点です。
「ジブリ風にして」だけでは、AIがイメージしきれず、思ったような画風にならないことがあります。
より具体的な情景や雰囲気を加えると、ぐっと精度が上がります。
以下はプロンプトの改善例です。
柔らかい夕陽が差し込む森の中で、笑顔の子どもが立っているジブリ風のイラスト
他にも、以下のようなキーワードが効果的です:
- 「水彩画のような」「ノスタルジックな」「手描き感のある」
- 「宮崎駿風の」「1980年代アニメスタイル」
- 「ふんわりとしたライティング」「絵本のような雰囲気」
こういった表現を入れることで、AIがより正確に“ジブリ風”をイメージしやすくなります。
逆に、キャラクター名(例:トトロ、ナウシカなど)を入れると著作権の問題が出てくる可能性があるので注意しましょう。
ちょっとした工夫で、あの感動的な“ジブリの世界観”がグッと近づきます。
ぜひ、自分だけのジブリ風画像を創り出す楽しさを味わってみてください。
ジブリ風AI画像の著作権は大丈夫?
「ジブリ風AI画像って著作権的に問題ないの?」
これ、私も最初に思ったことでした。
見た目があまりにそっくりだと、やっぱり「これって大丈夫?」と不安になりますよね。
ここでは、文化庁の見解や、「画風」と「キャラクター」の違いについてわかりやすく解説していきます。
文化庁の見解と画風の扱いについて
文化庁は2023年以降、「生成AIと著作権」のテーマについて、さまざまな指針を発表しています。
その中で特に注目されているのが、画風(アートスタイル)は著作権の保護対象外である、という見解です。
「特定の作風や画風自体は、著作物には該当せず、著作権法による保護の対象ではない」
つまり、ジブリ風の絵柄や雰囲気を参考にしたAI画像を作ること自体は、著作権侵害には当たらない可能性が高い、ということです。
この点は、多くの弁護士やAI研究者も同様の意見を述べています。
ただし、「ジブリ風」と言いすぎる表現や、「スタジオ名や作家名」を商業的に使用することには注意が必要です。
キャラクター使用との違いに注意しよう
一方で、絶対に気をつけなければならないのが、「特定キャラクターの描写」です。
たとえば、
- 「トトロを描いてください」
- 「千と千尋の神隠しの“千尋”の画像を生成して」
こういったプロンプトでAIに画像を作らせるのは、著作権侵害に該当する可能性が非常に高いです。
キャラクターは作品における「個別の創作物」であり、明確に著作権で保護されています。
また、似たような見た目であっても、名前や設定を匂わせることで、トラブルの元になることもあるため注意しましょう。
つまり、
- ジブリ風のタッチで「自分だけのオリジナルキャラ」や「風景」を描かせる → OK
- 既存のキャラクターを再現する → NG
この線引きを守っておけば、楽しく・安全にジブリ風AIアートを楽しむことができます。
ジブリ風AI画像のやり方・無料アプリ・ChatGPTの使い方まとめ
ここまで、ジブリ風AI画像の作り方や、ChatGPTを使った生成方法、さらに注意点までを一気にご紹介してきました。
最後に、今回のポイントをもう一度簡単にまとめておきます。
おすすめの方法 | ChatGPT-4oで画像をアップロード+プロンプト入力 |
無料で使える? | 〇(1日3枚まで生成可能) |
おすすめの無料アプリ | AI Ease、Fotor、ToonMe |
プロンプトのコツ | 「夕焼けの森の中にいる女の子」など具体的に |
著作権で気をつけること | キャラクター名・作品名の使用は避ける |
ジブリ風のAI画像は、ほんのひと工夫でグッとリアルに、そして心に響く仕上がりになります。
感動の一枚をつくるのも、SNSで話題になるのも、あなたの手にかかっているかもしれません。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたも“ジブリフィケーション”の世界へ飛び込んでみてください!
ジブリ風AI画像の著作権は大丈夫?
ジブリ風AI画像を作ってSNSに投稿する人が急増する一方で、「これって著作権的にセーフなの?」と不安を感じる人も少なくありません。
特にスタジオジブリの作品は世界中にファンが多く、独特の世界観やキャラクターの人気も非常に高いため、AIによる再現が話題になればなるほど、法的・倫理的な注意点にも目を向ける必要があります。
ここでは、文化庁の公式見解や専門家の解説をもとに、「ジブリ風」とAI生成の著作権問題について整理します。
文化庁の見解と画風の扱いについて
結論から言うと、画風(アートスタイル)は著作権の保護対象ではないと文化庁は明確に述べています。
「特定のアーティストやスタジオの“画風”や“表現手法”そのものには、著作権の保護は及ばない」 — 文化庁著作権課資料より
つまり、ジブリ作品にインスパイアされたような「水彩風」「ノスタルジックな色使い」「柔らかいタッチ」といった雰囲気をAIで再現すること自体は、法律上の問題になる可能性は極めて低いとされています。
もちろん、それでも商用利用や第三者のコンテンツと混在させる場合には、トラブルの火種になる可能性はゼロではありません。
ですが、個人の趣味や非営利の範囲で使う限りでは、ジブリ風AI画像の利用は比較的安全だと考えられます。
キャラクター使用との違いに注意しよう
一方で、特定のキャラクターをAIで再現することには、明確なリスクが伴います。
たとえば以下のような指示は、著作権侵害に当たる恐れがあります。
- 「トトロを生成してください」
- 「ナウシカが空を飛んでいる絵を描いて」
- 「カオナシが駅に立っている場面を再現して」
これらはすべて、既存キャラクターの著作権・肖像・設定に依拠していると見なされるため、著作権侵害のリスクが非常に高いです。
対して、安全に楽しむためには以下のポイントを押さえておきましょう:
- オリジナルキャラクターや風景をジブリ風の画風で描かせる
- キャラクター名や作品名をプロンプトに含めない
- 生成した画像の使用はあくまで個人利用・非営利にとどめる
AIはあくまで道具です。人間がペンを持って描いたとしてもアウトなものは、AIでもアウトという認識を持つことが大切です。
創作の自由と、他人の権利とのバランスを取りながら、モラルを持ってAIを楽しみましょう。
ジブリ風AI画像のやり方・無料アプリ・ChatGPTの使い方まとめ
ここまで、ジブリ風AI画像の生成方法から、おすすめ無料アプリ、ChatGPTを使ったやり方、そして著作権上の注意点までを一気にご紹介してきました。
最後に、今回のポイントを表でまとめておきますので、ぜひ参考にしてください。
手段 | 特徴 | 無料で使える? |
ChatGPT-4o(DALL·E) | 写真をアップロードし、プロンプトでジブリ風画像生成 | 〇(1日3枚まで) |
AI Ease | 専用のジブリ風テンプレートあり。初心者に◎ | 〇(登録不要) |
Fotor | フィルターを選ぶだけで簡単ジブリ風加工 | 〇(高機能は有料) |
ToonMe | スマホで顔をジブリ風に。遊び感覚で使える | 〇(スタイルによっては課金) |
ジブリ風画像を作ることは、誰でもできる時代になりました。
ただし、使い方や意図次第では、思わぬトラブルになることもあるので、ルールとマナーを守って楽しむことが大切です。
あなたの想像力とAIの力で、世界に一枚だけのジブリ風アートをぜひ生み出してみてください。
きっと、そこには新しい感動や気づきが待っているはずです。
- ChatGPT-4oで画像をジブリ風に生成可能
- AI EaseやFotorなど無料アプリも活用できる
- 「トトロ」などのキャラ指定は著作権に注意
- プロンプト次第で仕上がりの質が大きく変わる
- 文化庁は画風自体に著作権はないと見解を示す
- ジブリ風AI画像は非営利・個人利用が基本